THE BOY FROM OZ

 坂本さんは同性愛者とかホストとかヒモとかの役柄が、ほんと向いてると思う orz*1 逆を言えば、普通のさわやかな役が向かn(ry 素でそういった雰囲気を纏ってしまっているのかもしれません。ってか纏ってるんだけどね☆( ´_ゝ`)




ネタバレでございますので、ご覧になりたくない方は以下クリックしないでくださいなヽ(´ー`)ノ
ついでにネバゴナのときと同様に怪電波発信中_| ̄|...○


 ピーター・ウールノー@坂本さんは幼い頃から歌とダンスが好きで街の酒場で年齢誤魔化して歌って踊ってたりしてたわけですが、そこで貰った少ない稼ぎもアル中の父親に巻き上げられそうになります。リトルピーター@子役さんは自分の稼ぎだと言って渡すのを拒み、母親@今陽子様を巻き込んでちょっとケンカみたくなっちゃうんですが、こんなのを見せたいわけじゃないんです、とストーリーテラーも兼ねちゃう坂本さんが割って入り、
すっ飛ばして先に進んでもイイデスカ?強引に話を進めます。14歳になったピーターはオーストラリアの片田舎では飽き足らず書置きを残してサーファーズパラダイスへと出て行きます。このヤングピーターさんがすごいんだわ。まぁこのワンシーンだけだからタップのうまい子連れてくるのも当然だけど、自担が微妙に負けてるようにさえ思えて鬱 ○| ̄|_ そこで知り合った相方とアレンブラザーズというバンドを組んでTVの仕事を始めるんだけど、有頂天になりすぎちゃってプロデューサーと寝てしまいます*2。それを自ら流布してしまったためにオーストラリアではやっていけなくなり香港に飛ばされてしまいます。そして香港でナイトクラブ(?)のステージに立っているときに客として来ていたジュディ・ガーランド鳳蘭様に出会い、彼女に気に入られてニューヨークへと出て行くわけです*3
 NYでジュディーの娘ライザ・ミネリ@紫吹さんと出会って、強烈な母親のしがらみから抜け出したい彼女はピーターと恋に落ちて結婚するわけだけれども、うまく行かない。あれだ。恋愛の間はいいんだけど、結婚したらダメになるといういい例です。さらにピーターさんは同性愛者なのさヽ(´ー`)ノそりゃうまく行くわけないねぇ。しかもピーターさんったらさびしがりやさん☆ライザが映画の撮影で不在の間に知り合い連れ込んで酒盛りするわ、かわいい男の子ひっかけて寝るわ、やりたい放題のところにライザさん帰宅。当然ご機嫌斜めなわけだけれども、それを宥めるというか、許してちょうだいモードなピーターさんもとい坂本さんが激かわ!上目遣いが〜〜!!たまらんっヽ(´ー`)ノもうね!そこは怒るとこじゃないでしょ!!かわいいペットが寂しくて拗ねちゃったのよー状態なわけだから、ぐりぐりかわいがり倒して飼い殺すところでしょう!(`・ω・´)*4
 彼らの家にはピーター用になのか、グランドピアノがあって、ピーターはそこで曲を書いたりアレンジしたりなカンジなんですが、譜面を書く坂本さんが左利きな演技。ちょっとびっくり
 そんなこんなで、歌手としても成功していくライザに対して、ジュディーの勝手気ままに翻弄され前座の仕事もままならないピーターとの溝は深まっていって、ライザが家を出ていって破局してしまいます。更にアレンブラザーズとしてオーストラリア時代から一緒にやっていってた相方にも先が見えているといって去られてしまいます。みなピーターとの別れ際には「愛しているよ」というんだけれども、それだけじゃ現実はどうにもならないっよてことだ
 どうにもこうにもどん詰まりだよ、ってことでピーターさんはオーストラリアの母親のところに行くわけだが、母親にオーストラリアに戻ってきて適当に仕事をみつけてここに腰を落ち着かせて孫の顔でも見せて頂戴と言われて、とんでもない、とニューヨークに舞い戻るピーターさん。非常に単純でよろしい。お母様@今陽子様はピーターのあやつり方上手すぎ(笑)


 そして2幕。どんづまりだぜってゆってたくせにあっけらかんとステージで歌うピーターさん。ここで客いぢりのダンスコーナーがあって、初日は舞台宣伝も兼ねてプロデューサーズモードなスーツ姿の長野さん井ノ原さん登場で大興奮ヽ(´ー`)ノ腰つきが、なんつーんですか、兄さん方大得意だから爆笑させていただきました*5シャツを出して裾縛ってピーターさんとお揃いになっちゃうようなノリの良さが大好きです☆
 1幕ラストはしょげっぷりのくせになんで2幕ではあっけらかんと歌い踊っているかというと、ピーターさんには新しいやり手のマネージャー*6が付いて、仕事が増えてそれなりの人気も出てきたらしい。そして彼に新しい恋人グレッグ@IZAMさんができます。うーんと。ここでいいたいことは触れないでおいた方が自分の身のためな気がするため口を噤んでおこう(ぇ)<そのうち言いそうだが。つーかなんつーのやっぱりピーターさんが受けなわけね。*7
 この先のコパカバーナでのステージに至るまでのシーンでピーターさんが暴走。テンション高過ぎ。アロハ+赤いパンツでなんつーか裾しばった姿になってからはっちゃけ具合がすご過ぎ orz それさえもかわいいと言ってのける位には脳ミソ湧いてるファンだけどな!
 そしてチャンスを捉まえたピーターさんはラジオシティでのステージ&ラインダンスの舞台も踏みます。ここのはしゃぎっぷり&白燕尾&白シルクハット&白ステッキがまた堪らん・・・・ヽ(´ー`)ノ*8しかも今回は7・3じゃないのだ!ビジュ&衣装萌え――――っ!!*9
 その後ラジオシティのステージが終わって楽屋シーンで舞台上の衣装がえがあるんですが、燕尾のシャツ&ベスト&ズボンがつなぎになってて後ろのファスナー下げて脱ぎ始めるからびっくりしましたΣ(゜Д゜)更につなぎの下にコパのシーンで着ている赤いパンツも穿いたままだったので、よくそんな重ね着状態でラインダンスやるよなぁと関心しました。今回の舞台はステージ上で着替えがあるから、コンサートの時に着ているような筋肉を補助するとかいうサポーターは身に付けられないんですね・・・・うーむ。ラジオシティのステージをピーターの母親も観に来ていて、彼の成功をとても喜びます。そしてピーターに義理の父親ができるのよ、と自身の再婚を告げます。ここらへんも父親がいなくなっていることを暗示しているわけだが。そしてここで母親の告げる科白がこの先のピーターの行く末をも暗示してしまいます


 この時期が絶頂期でそれ以降、ピーターの私生活に翳りが見え始めます。グレッグがエイズに倒れ、一人残されたピーターは寂しさに耐え切れず仕事に没頭して忘れようとするんですが、企画したブロードウェイミュージカルもうまくいかず、グレッグを忘れられず幻影を探し求めてしまいます。ここねー。坂本さんの演技が泣ける。*10でも無意識のうちに頭の片隅で音程を取ってしまうので眉間に皺が寄ってしまい泣くに泣けない。*11惜しいなぁ。いいシーンなんだけど(´・ω・`)
 オーストラリアのシドニーでコンサートのスケジュールがあるにも関わらず、出発せずに自宅にいたピーターをライザが心配してやってくるんだけど、ピーターは既に身体を蝕まれていて骨と皮の人になっています。ライザは性の問題がなければよかったのにと過去を振り返ったりもします
 ピーターはオーストラリアに戻り、実家に立ち寄ります。ここでもまたお母様が偉大。今陽子様超ステキ!彼女はピーターがシドニーだけでコンサートを行うことにとても喜んでいる様子です。ピーターも自分のふるさとはオーストラリアだけ、と歌います。これがなんとも。どこにいても戻る場所はひとつ、みたいなカンジでバックのコーラスも相まってじーんときてしまいます*12
 ステージが終わった後一人ステージに残り、昔を思い出します。ここでスタッフがピーターにかけた言葉が、昔彼の母親が酒場で歌った後に彼にかけた言葉と重なり、ピーターは自分の過去を回想します。彼が冒頭で強引に先に進めて、隠そうとした過去の真実。父親の死。回想で現れるリトルピーターは、ピーターにまだまだやりたいことがたくさんあるんだよ、と促すけれど、病に侵されたピーターに残された時間が少なくこれまでの人生でできることはやってきたと、リトルピーターに諭します


 そしてまぁ。ストーリーとしてはエンディングに至るわけだが。ここは省略で(笑)。見た人のお楽しみ。要約するとシンガーな坂本さんが堪能できます。個人的に好みの声で伸びもよくめろめろですYO!


 最後にエンドロールのようなサンバの曲を出演者全員でショー形式でやって終わりを迎えるわけですが、某ヅカのようです・・・・(爆笑)。いやいや。面白いけどね。。。。




 ぁー。もう。最初の3公演観ただけなので、こなれてくればもっと違うと思うのですが、現段階では。坂本さんのセリフがねー(´・ω・`)あともっと主人公のインパクトがあってもいいんだけど印象薄いかも(´・ω・`)*13坂本さんがやっているとファン心理だけで観ていれば伸びている部分もあるしよくやったと褒めたい気分で、純粋に楽しめばいいのに。声がどうこうとか科白がどうだとか本人に華がないとかそういうことまで気付かされなきゃいけないわけで orz それでも。そういうとこまで見えているのに、どうしてそんなに足を運ぶのと言われると(´・ω・`) やっぱり自分のイチオシ様には少しでもあの位置にふさわしく他の人に誇れるような方でいて欲しいと思うからさ!*14

*1:褒めているのか?

*2:この時点で既に彼はバイまたは同性愛者の気があるというのにどうして自覚がないんだろうねぇ

*3:端折り過ぎ

*4:それじゃストーリーが成り立ちません。変な漢気を見せなくていいデス

*5:以前夏コンで似たようなことやってたなぁと思い出しちゃうのは私だけですか・・・・

*6:?でいいんだよなぁ。後のシーンでグレッグの科白が「キャリアを捨ててマネージャーに」云々っていうんだけど。実はディーはプロデューサーなのかもしれない

*7:専門用語?

*8:ネバゴナに引続き、衣装に騙されているんじゃないのか?

*9:そんなもんで満足するなっヽ(`Д´)ノ

*10:セリフがないしねヽ(`ー´)ノ

*11:最大限の譲歩をした記載をしてみた

*12:そういう年代になってしまったのか、わたしは

*13:華がないと言わざるを得ないのか?そうなのか??まだまだ諦めたくはないんですよぅヽ(`Д´)ノウワーン

*14:開き直りかよ