HUMBLE BOY初日だったり (※ネタバレし放題?とりあえず注意)

 井ノ原快彦さん。よくやった!感動した!!(ぇ)
 つーか、フェリックス・ハンブルのかわいらしーことといったら、見て御覧なさいってカンジでして。ボサ頭とか衣装*1とかなんとも言えん!かーわーいーいー。ぅ。もうめろめろ orz
 ストーリーを要約してしまうと。宇宙物理学者のフェリックス・ハンブルとその母は、父親の急逝を受け止められずにいたわけだけれども。実はその亡父はフェリックスが帰省していた夏の間家のガーデナーとしてずっと母子2人と一緒にいた(霊みたいなもんですね)わけ。それにフェリックスが気付いて母に告げると、親子2人は自分たちの過ちに気付いて立ち直る、と(そんだけ?要約し過ぎ??母親の浮気も蜂のエピソードもフェリックスの子供の話も省略かよ!?って???)
 畳み掛けるような前半の台詞の嵐に圧倒されたりしていたわけですが、後半の、なんとも言えないしっとりとした静寂と感傷的なところとか、自担の先を見据える目とかにやられて戻って参りました。
 なにがいいって、夏木マリ姐様がすんばらしいのよ!!最初の自由奔放かつ自己中心的で好き勝手なところとか、後半のハンブルパパの回想シーンとか。たまらん。個人的にはハンブルパパ萌えだけど(ぇ
 井ノ原快彦さんの役回り的に個人的ハッピーエンドではないと思うのでが家庭的に見てみればハッピーエンドだったりするわけで。観劇後にココロのどこかにほっこりと温まるようなものが残っていたのでいいお話ではないかと
 劇中に描かれているのは、フェリックスと母が父の死を受け止めて立ち直るところまでだけれど。父の死を受け止めて先にすすめるのであれば、彼女と子供との関係もちゃんと捉えて生きていけるんじゃないかとさえ思う。でも最悪双方の親世代の確執が加わって更に面倒なことになる可能性のほうが大きいかな。。。
 とりあえず初楽だけのつもりでしたが、さっくりと回数増やしてみました

 追記。衣装のボトムがなんというかわからず服飾メーカー勤務友人に電話をかけて聞いてみたところ。ニッカポッカではないか、とorz 私の貧困な脳ミソでは土方のおっちゃんが着てるイメージだったんですが、はてなのキーワード読んだら考えを改めました

*1:右胸にエンブレムの入ったポロシャツ(もちろん裾はきっちりズボンINだ)。下はなんつーのシャーロック・ホームズが穿いてそうなパンツ(ぇ。あとから名称調べときます)。それに白ソックスにブラウンの革靴。途中でこれにOPでグリーンの丈短めのベストを重ねたり。ガーデンパーティーのシーンではつんつるてんの丈(要は短すぎ)のチェックのスーツ姿になるのだ